「親父〜!!だからそんなに餅いらないだろ?」
「いるって」
「いらない」
親父は去年の反省を全くせずまた大量の餅と予約していた豪華お節セットを買って帰った。
「拓ちゃん。ダメじゃない。。。」
「ごめん。阻止できなかった。。」
「拓ちゃんにも責任もって食べてもらうからね!!」
マナさんには逆らえない。。
親父もこの後長々と説教されていた。
【家族】
そういう暖かいものをここへ来て知った。
俺もこういう笑いの耐えない家庭を作りたいな。
なっ?葵
「じゃあ大掃除して今年の仕事納めにするぞ」
社員みんなで事務所の掃除をして例年通り親父からのボーナスをもらう。
「マナさん?」
「ん?」
「いつからボーナス手渡しなの?」
「もうアタシが働きだした頃には手渡しだったから分かんないなぁ。。。」
「そっか。なんか親父らしいね。笑」
「ほんと。あっみんなにお餅持って帰ってもらわなきゃ」
マナさんは急いでダンボールに入ったお餅を引きずりながら持ってくる。
「みんな〜好きなだけもって帰って〜」
「はい。ありがとうございます!!多分今年もあると思って買ってなかったんですよ」
親父は始めからみんなに持って帰ってもらうために買ってるんだな。
「良いお年を〜」
「良いお年を!!」
俺はそのまま外へでた。

