俺が彼女を抱けない理由



「えっ?」


「まぁいいけどぉ〜笑」

マナさんの意味深な言い方が俺はすごく苦手だ。


「最後まで言ってくださいって」


「アタシはもう1人の子が好きなんだと思ってたから」


「。。。。」



「違った?」



「あの子は祐ちゃんの彼女ですよ?」


「そうかも知れないけど好きっていう気持ちは関係ないじゃない?」



「いやぁ〜マナさんの勘違いですって」



「そうかなぁ〜。。。」


そういいながらマナさんは仕事に戻った。


沙希か。。。


その日はマナさんの言葉が頭から離れなかった。




外は雪が降っている。



クリスマスも雪だと道混むだろうな。。