やっぱりその場にはいない方がいいと思ったんだ。 二人がどんな話をしたかは分からない。 でも今までずっと一緒にいた二人だからきっと一番信頼し合ってると思ったから。 一時間くらいして沙希が俺を呼びに来た。 「拓」 「おぅ。話できた?」 「うん。。。」 「でも今一緒に居て欲しいのはアタシじゃないような気がする。拓。。葵のことお願いできるかな?」 「わかった。ちょっと待ってて」 そういって事務所に戻り親父の許可を無理矢理とった。 俺が仮眠室に戻った所で沙希は帰っていった。