「あっそういえば、拓ちゃんの連れてきてた女の子の1人すごく酔ってたけど大丈夫だったのかな?」
葵ちゃん?
「どんな感じでした?」
「あのチャラチャラした男の子たちと飲んでたけど、帰りは別だったんじゃないかな?アタシがよんだタクシーで帰ったから」
「あっまた連絡してみます」
「うん、そうしてあげて」
でも俺は沙希の方が心配で葵ちゃんに連絡することさえしなかった。
「拓〜疲れ取れたか?」
「。。。はい」
「どうだった?ニューヨーク」
「もう感動の連続で」
「お前何しにいったんだ?笑」
「えっ?」
「仕事はどうだった?」
「あっ。白井さんのおかげでスムーズに進んだと。。。思う」
「頼むぞ〜拓」
「。。。はい」

