俺が彼女を抱けない理由




携帯アラームが大きく鳴り俺は白井さんとの約束通りフロントへと下りていった。



「拓くん。おはよう」


「おはようございます」



「ゆっくり休めた?」


「あ〜あんまり。。笑」



「そっかぁ。じゃあ行こうか?」



「はい」



「その前に朝ごはんね」


もう空腹にも限界だった俺は白井さんの言葉に救われた。


白井さんに連れられ二人で近くのカフェに入る。


いろんな国の人たちがいてさすがニューヨークって感じがした。


メニューをみてもさっぱり分からない俺に代わっていろいろ頼んでくれる。



「おいしい?」


「おいしいです」


「ほんとにおいしそうに食べるね。笑」


それ以上にお腹が空いてたんだけど。。。笑







契約する会社も歩いていけるほど近くにあった。


だからあそこのホテルとってあったんだ。親父??



でも後々聞くと全部マナさんが裏で動いてくれていたという事が分かった。


「拓くん。こちらサムさん」




「あっ初めまして」



っていっても日本語通じないか。。



「ハジメマシテ」



えっ??



サムさんは片言の日本語で返してくれた。



でも俺とサムさんが直接話したのはそれだけだった。



あとは全て白井さんを通して話が進んだ。






「じゃ今日はこの辺で」


「はい」





今日の夜はタマキとの約束があった。

俺が出たら迷うからってタマキがホテルまで来てくれる事になっている。