俺が彼女を抱けない理由


「タイムズスクエアって聞いた事あるでしょ?」


「はいっあります。。」


「ここ。笑」


テレビでしか見たことないその光景に俺は胸が高鳴った。


そんな俺の顔をみて白井さんが笑う。




「夜になったらもっとキレイだし迫力あるよ」


「あ〜なんかすごいですね」


「すぐに慣れるよ。笑」




親父はこういう所で仕事してるんだ。


やっぱり全然敵わないや。。。



「じゃあ拓くんここのホテルね」



「は、はい」


「ちゃんとフロントに日本語話せる人がいるからね」



「はい」



「じゃあ今日はゆっくりして。また明日迎えにくるから」



「分かりました」



ヒルトン・タイムズ・スクウェアの23階。。

高い天井に落ち着いた色使いで部屋も広い。



なんか贅沢だな。。。




窓から外を見ると高いビルや劇場の迫力に俺は息を呑んだ。


それと同時にこんな所で俺みたいな奴が仕事が出来るのかと不安になった。