ケネディ国際空港。
想像以上の雰囲気に飲み込まれそうになる。
急にこんなところに1人行かせた親父は一体何を考えているんだろう。
親父から聞いていた白井さんという女の人を探す。
周りを見渡しながら歩くと白い紙に【結城 拓様】の文字を見つけた。
それを上にあげて叫んでる女の人がいる。
相当恥ずかしい。。
「拓くん?」
「はい」
「お父様から聞いてます。こちらでお世話させていただく白井です」
「あっ。お世話になります!!」
「拓くん。何才?」
「26です」
「じゃあうちの息子と同じ年くらいだね」
そんな大きな息子がいると思えないほど若くてキレイな人だった。
「じゃあ行きましょうか?」
「はい」
「僕、全く分からないんで。。。」
「大丈夫。ちゃんとお父様に聞いてるから。笑」
ちゃんと親父やってくれてるんだ。。。
少しホッとした俺は白井さんの後ろをついていった。
「とりあえずマンハッタンに行くからね」
「・・はい」
言われてもよく分からない俺はただ頷くだけだった。
見るもの全てが新鮮で毎回立ち止まると白井さんに置いて行かれそうになる。
「3ヶ月もあるんだから。笑」
「えっ僕3ヶ月なんですか?」
「そう聞いてるけど。。。」
そんな事聞いていなかった俺はみんなに一生の別れのように大げさにしてきたことを後悔した
帰りにくい。。。

