俺が彼女を抱けない理由



【祐ちゃんの誤解は解けたから心配するなよ】



それだけしか書くことが出来なかった。



明日の朝空港に行く前に沙希の部屋に届けよう。


これで本当に最後。



目を瞑っても全然寝れない俺は一晩中沙希のことを考えていた。



高校で初めてあった時の事を思い出す。


俺らは最悪の出会いで絶対苦手なタイプだと思っていた。


沙希のおかげでまた走ろうと思えていい仲間にも出会えた。


沙希のおかげでいろんな事を乗り越えられた。


ただ隣にいてくれるだけで救われた。


それだけでいいよな。


自然と涙がでてくる。


沙希は今俺のことどう思ってる?



嫌いになったのかな。。








外はまだ薄暗い。



「行こう」


シャワーを浴びて着替える。


「親父。。じゃあ行ってくるわ」







「頑張って来いよぉ〜次期社長!!」


「・・・はいはい」


俺はスーツケースを持って家をでた。


まだ6時。



俺はタクシーを呼び空港に行く前に沙希の部屋に向かってもらう。