俺が彼女を抱けない理由


電波の届かない所におられるか・・・・


まじかよ。。。



道路は凍結して渋滞からなかなか抜け出す事ができない。



時計はもうすぐ22時になろうとしていた。


近くの駐車場に車を停めて俺はtickへと急ぐ。



雪はどんどんひどくなる。




沙希?



「おい!おいっ沙希!大丈夫か!!」


壁にもたれ掛かって動けない沙希を抱きかかえる。



「・・・拓?」



「お前なにやってんの?」




「店休みみたい。。。」



「ケータイは?」





「あ〜電池切れちゃって。。

    高井さんは?」





「・・・仕事だってさ」


「そっかぁ。。。笑」



「とりあえず帰ろ。送ってく」


熱い体の沙希をおぶって車まで歩く。




そして後部座席に寝かせて沙希の部屋へと急いだ。




「沙希カギ?」



「うん。」



フラフラの沙希をベッドに寝かせる。



「沙希体温計は?」


「そこの引き出しの救急箱」


「あった。とりあえず熱計ろうな」





39度3分