俺が彼女を抱けない理由




キッチンに行き冷蔵庫を開ける。

お腹が満たされれば何でもよかった。

昔から1人でご飯食べることには慣れていて簡単なものなら小学校5.6年には作れるようになっていた。




タマゴあるしオムレツとか。。具も調味料も適当で結構いける。


残っていた冷やご飯とインスタントの味噌汁をつけたらなかなか見栄えのいい夕ご飯になった。




うん。うまい、うまい。


1人のご飯は食べ終わるのも早い。


家族みんなで今日あった出来事とか話ながら夕ご飯とか食べたかったな。

そんな記憶は俺にはなかった。





いつまでもここに座っていても寂しくなるだけという事を知っている俺はすぐに食器を洗い自分の部屋に戻った。