俺が彼女を抱けない理由


今言ってみようか?



そう思ってる間に違う話になっていた。


少しホッとしてる自分もいる。



沙希そんなに兄貴の事が好きなんだ。


俺じゃなくて兄貴。。

絶対神様なんていないと思った。


三浦ぁ!どうなってるわけ?



「最近アタシ、会社帰りに葵とおいしい物食べに行くことが生き甲斐になってる。体重やばいし。。」


分かってるなら控えろよ。。心の中で言ってみる

口になんか出したら殴られるか蹴られるか分からない。


「葵ちゃんは彼氏とかいないの?」


瞬が不思議そうに聞く。



ほんとにこの子がモテないわけがない。



大きい目に白い肌、細い体に優しい性格。

で料理がうまいとか。。

欠点なんてない。




「彼氏かぁ。。居たり居なかったりなんだけど、この人って思わなくて」



「理想が高いんだ?葵ちゃんならそれでも許せるっ」



調子にのってる瞬に夕実ちゃんの手がでる。


「暴力はんたーい」


お前は小学生か。。