「今日は
どぉしたんですか?」

姉さんには
聞かれたくない
話しなのだろうか?

「ちょっと、
聞きたいことがあるんだ」

聞きたいこと?

「何ですか?」

あくまでも
平常心を保って聞き返す。

「将君は
オレのこと好きなの?」

僕の思考回路が
一瞬停止した……

ぇ? 何で?

なんて答えれば
いいんだろうか……

信昌さんは
黙ったまま
僕の言葉を待っている

「ぁ、あの信晶さん……」

呼んでみたものの、
その先が出てこない。

僕は
気付かれる様なことは
一切してないはず……

何かと避けてたから?

ぃゃ、でも、
それだけじゃ
気付かないよね……?