ベッドから出て
床に座り、話してる僕達。

「こんなこと言ったら
ご両親や雅実は
怒るだろうけど、
オレは大分前から
将君が好きだったんだ」

ぇ……?

「ぇっと……何時から?」

敬語が外れる程
驚いてる。

「此処に結婚の挨拶に
来るってなる
少し前かなぁ……」

僕は自分の気持ちばかりで
信晶さんの気持ちに
ちっとも
気付いてなかった。