もしかして…


なんて思ったけど、違うって自分に思わせてた。



「どんくさいなぁ。」

とか

「ぶっさいく。」

とか…



時には、辛くてトイレに逃げ込んだこともあるけど

たまの
「大丈夫やで。」

とか

「アホやなぁ。」

って笑って助けてくれる彼の笑顔を見ると、まぁいっかって思った。



彼の笑顔は、きっと不思議な力があるんだ。

小学生ながらにそう思った。



でも、どんなに好きでも
私たちは小学生。

周りからの冷やかしの目が凄く不安で。

今の関係がなくなったら?
もう、喋れなくなるんやったら?

って凄く