悪魔の彼に目を付けかれた私 高校篇



髪の毛を素早く乾かしリビングへ。
常盤君はすでにいなかった。




さて、お皿を洗ったら明日の準備をしないと、と思い腕まくりをしながらキッチンへと行った私はあることに気づいた。




えぇぇええ!!!
お皿が洗ってある......。
え、ちょ、これって常盤君......だよね?



......いやいや、そんなはずはない。
あの常盤君だよ!?
するわけないじゃん。




と、思いながらも常盤君を呼んでしまう私




「常盤くーん!!!」




「あぁ?
何だよ、そんなに大声出して。
うるせぇ。」




「あ、ごめんなさい。
......じゃんくて、お皿洗ったのって常盤君?」




「俺の他に誰がいんだよ。」




「......ですよね。」




「高宮がご飯を作ってくれるんだ、皿洗いぐらいすろよ。」