悪魔の彼に目を付けかれた私 高校篇



ー10分後ー




見つからない。




やばい。
どうしよう。




廊下は天宮や他校の生徒、お客さんでごった返している。




とりあえず一回教室に戻ろう!




そう考えた時だった。




『迷子のお知らせをします。

えー、え、これまじですか?


……1年E組、高宮優さん、今すぐ西棟2階に来るようにとのことです。



もう一度繰り返し………』




………、




「迷子の放送で呼び出すとか可哀想だな。」




「てか、在校生だろう?
迷子ってまじかよ!」




………ときわぁぁぁああああ!!!




あいつは放送で何をやらかすんじゃ!!




しかも迷子のお知らせ!