「………」 「………」 「………」 気まずい。 お互い無言すぎて気まずい。 せっかくの文化祭なのになんか全然楽しくない。 あぁーあ、のんちゃんと一緒に回りたかったな。 そんな事を思いながらあたりを見渡す。 と、私はある事に気づいた。 あれ? あれ? あれ!? どこ行った!? 常盤君どこ行った!? 「あ、そこのお姉さん!」 「え、わた! ちょ!何なんですか!?」 知らない人に声をかけられたと思った瞬間3年A組に押されるように入ってしまった私。 ど、どうしよう。