雨が降るといけないし一応中に干しとくか。
「ねぇ、高宮さん、だよね?」
「え?」
突然名前を呼ばれて振り向けばそこには知らない女子生徒が6人。
私、何かしたっけ?
「貴方がバスケ部のマネージャーってどういうこと?」
「えっと、何が言いたいんでしょうか?」
「だから、なんであんたみたいなやつがバスケ部のマネージャーなんかやってんのって言ってんの!!」
私の名前を呼んだ子がイライラしたように話す。
どうやらこの子がリーダーのようだ。
「何でって、先生に頼まれたから。」
私嘘はついてないからね。
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