悪魔の彼に目を付けかれた私 高校篇



「あ、鼻血。」




「へ……」




手には真っ赤な血。




あー、最悪だ。




この天気もだけど鼻血が出ている事もかなり最悪だ。




「…保健室行って来るって先輩に伝えてといて。」




あー、鼻血で保健室行くって恥ずかしいんだよな。




「ちょ、待て。
これ使えよ。」




「え?
って、ぎゃぁ!」




この人はなんなんだ!!
変質者か!?
露出狂か!?




常盤君はあろう事か、私の前でTシャツを脱いだのだ。