悪魔の彼に目を付けかれた私 高校篇



6月、季節は梅雨だ。




空はどんよりと灰色。




この空嫌いなんだよな。
昔からこの空になると頭痛くなるし。




その証拠に今日も痛い。




はー…、今日の夜ご飯何にしよう。




昨日はお肉だったし今日は魚にしようかな。




よし、今日は魚の煮物にしよう!




そんな事を考えながら部員のスポーツドリンク作りに没頭していると、




「高宮、危ない!」




「へ?ぎゃぁ!」




顔面にボールが激突したのだ。