でもやっぱり常盤君はすごいな。
一年生の中でもずば抜けて上手い。
特にシュートに関しては。
まー、それは中学からの努力もあるだろうけどね。
それに比べて洸祐は守りが上手い。
さっきの試合だって何本もリバウンドを取ってた。
常盤君がオフェンスなら洸祐はディフェンス。
これからも楽しみだな。
「ゆーう!」
「うわっ!
もう驚かせないでよ!」
「アハハハハハ、ごめんごめん。
てか、水溢れてるよ?」
「え?
あーっ!!」
「もう、本当優って面白いよね。」
「人の失敗を笑うな!
って、あれ?
どうしたの、秋人。」
「ん?
あー、多分突き指。」
水で冷やす秋人の指は多少腫れていた。
「大丈夫なの?」
「んー、冷やせば治るよ。
あ、テーピング持ってくんの忘れた。」
冷やし終わり湿布を貼っている秋人が呟いた。
「テーピングなら持ってるよ。」
常盤君の手当てしてポケットに入れてたテーピングを思い出しそれを秋人にあげた。

