YONAGO-LOVE STORY【6】


『オレは好きになったヤツには一途だよ。他の野郎どもみてぇに女見りゃ誰かれ構わずヤりまくるような最低な行為、乱交セックス!?オレは嫌いだし!しねぇな!ってか~利津子オマエ!
オレの話はいいんだよ!

それより

オマエはもう

ヤってんだよな!?

男を見る目は当然あるだろーがよ!?それにガキじゃねーんだよ。

大人の男と女だよ!

リツ!そーいやオメェよ~

男とヤるのにはオメェも

ベッドだよな!?』

『どーしたのお兄ちゃん急に… 私はベッドよ。
前の彼氏とやる時も私の部屋でベッドの上でしてたわ
スプリングを利用して腰を思いっきり振りたいんだよ。

ベッドでギシギシいわせながらヤるから!』

『おぅ!ギシギシいわせろ!当ッたりめぇーだぜ!

ヤってたんだな~(笑)オメェも!』

『うん…彼との思い出は結構色々あるからね~

いきなり甦ってしまってた…今』

『利津子!前向けよなッ!

オマエを大事にしてくれる男を

オレが見つけてやるよ!

じゃな!また連絡すんぞ!土日は空けとけよ!!!』


電話を切った私は


兄の部屋を出て

自分の部屋に戻る。


私に

いよいよ次の恋…?

不安と期待と

緊張の中…

吉原利津子…私は我ながら

実は性欲めちゃくちゃ強い女だ。

性格自体は無口で大人しく…

地味。髪も真っ黒で

冴えない私だけど

好きな男を目前にし

ベッドの上に上がった瞬間から
私はもろ『ドS』になる。

本当だよ…。

兄貴が紹介してくれるという

そのダチ。

もし本気で好きになったら…
おそらく私は燃えるね…。

真面目につき合ってくれるなら

いくらでも抱くよ!

どんな男だろう…

お洒落っ気のない私は女磨きから始める。準備に
かかる…

何から揃える?メーク道具?洋服?

孝次兄貴は物心ついた時からお洒落に目覚めていた。

そんな彼から
よく私は

『もっとお洒落に関心を持てよ!

それダサ過ぎだ!

最後に美容院行ったのいつだよ!?』

怒られる。

そんな私は

吉原家の長女。

利津子ちゃんです。