それなのに黒いままのお前はいつも。 やつは橋の下を見て、空に目を移して、手をかざしていた。 お前はなんで 「なんで笑ってるんだ」 「笑わせたいから」 鋭い風が吹く。 黒い空も吹き飛ばしてしまうほど。 やつはもう橋の下を見て話してる。