泣き叫ぶだけで動物を殺め、

蛇と話し、

怒り狂うと目の色が変色。

そんな少女は、いつ何時でも独りだった。

こんな力、無くなってしまえばいい。

何度思ったことだろう。

だが、そんな思いとは裏腹に

少女の不思議な力は、

だんだんと、強まっていった。


その少女は、何度も何度も

生き返り、世の中を見て来た。


そして今…