あいつは、私の斜め前の窓際の席で座っていた。

窓の外を、熱心に見ている…

自己紹介も聞かずに、何を見ているのだろう…

じっと、見ているというよりも観察しているとあいつと目があった。

すると、あいつはニコッと微笑み何

かを書き始めた。