でもなぁ〜、秘書って言ってもずっと一緒なわけだし、関わりの全く無い人だと信用性が…。 しかも、年上の人が生活に割り込んできたらあたしがリラックスできる場が無くなっちゃうし…。 「はぁ〜」 大きくため息をついたあたしに不思議そうな目を向けてきたのは紛れもなく奈都未だった。 「どしたの?」 「うー…、何でもない…」 奈都未には相談できる内容ではないからアドバイスは頂けない。 あたしはただ、うなだれるだけしか出来なかった。