僕の歌

空を突き抜けてしまいそうな
俺の気持ちは
桜の花より儚くて

吹き抜けた風は
緑の葉と共に
俺の胸を貫いた

うるさい虫の音がロックから
クラシックに変わる頃に
君は俺に気がついた

白にうもる俺によく似た
俺の親友に向けられた笑顔は
一足先の春色

春夏秋冬
季節は巡る

しゅんとなったり
カッとなったり
しゅうっと炎が消えて
とうで終わる恋心

来年もまた君に恋をしよう