「…お。…りお、お…て。」


「ん…」


「りお…ご飯…。」


「誰…」


両親はいないはずだし。
私を呼んでるのは誰?

耀雅…?それとも椋雅…?


「耀雅だよ。ご飯できたから食べよ?」


「うん…」


あぁ、そう言えば、一緒に住むんだっけ?
ってことは、まだ夕方?

窓の外からは夕日が沈んでるところが見える。


そうだ、寝たんだった。
自分で起こしてって言ったのに、
バカですか。私は。