「よし!じゃあ、みんなで近くのスーパーまで行こう! 莉桜ー!行くよ?」 「あ、うん!」 まぁ、思いだせないならそれでいっか。 きっとそんなに深い事情とかはなかったと思うし。 そんなことを考えながら、私は耀雅たちの後をついていった。 「今日の夜ごはんどうしよー」 「カレーでいい。」 「椋雅、それ、カレーがいい。でしょ!!」 スーパーにつくと、耀雅と椋雅は早速食材を選び始めた。 会話だけだと、同棲してるカップルの会話に聞こえなくもない。 なんだ、この仲間はずれ感は。