「何、不服?」


「ぜっ、全然!」


むしろ探してください。



まさか、椋雅にそんなことを言われるなんて思ってなかったから、心臓のドキドキが止まらない。



いつか私、ドキドキしすぎて死ぬかも…


「ねぇねぇ、2人とも!
部屋もスッゴい広いよ。
ご飯はみんなで食べよーね!」


「そうね。」


「莉桜はどっちで寝る?」


「は?何が?」


どっちで寝るって…
私にも部屋あるよね??


こんだけいっぱい部屋あるんだから。