「…人の量、多すぎっ…!」 多すぎてこれじゃあ拓真君の所に行きたくても行けない。 なんとか女の子達の間を何気なく通って、やっと拓真君の近くまでたどり着ける。 人気なのはいいけど… ほどほどにしてくれないかな… 「拓真君っ!」 「あ、七海。やっときた、おせぇよ。」 「ご、ごめんねっ!」 声をかけた瞬間、また辺りがざわつく。 女の子の皆さん、本当に怖いです…