思ってたことを全部言えて、スッキリした。
けど…恥ずかしすぎて今度は拓真くんの方を見れないよ…
いつのまにか涙も止まってるし、
今さらながらとても大胆な事を言ってしまった…//
でも拓真くんからの返事が返ってこなくて不安になる。
やっぱり、嫌いになったのかな…?
仕方ないよね、きっと重い女って思われたんだ…。
「拓真くん?」
震えた声で名前を呼ぶと、拓真くんはゆっくり顔をあげた。
「ごめんね、七海。」
「え?」
「昨日のあれ、わざとなんだ。」
「どーゆーこと?」
昨日のあれって電話のことだよね?
わざとの意味が分からないよ…


