頭を優しく撫でてくれる大きな手。 優しい笑顔にどんどん言葉が止まらなくなる。 「そしたら、拓真くんが遠くなって、近いのに凄く遠くて… 昨日の電話も聞きたかったけど、 この人のことが好きなんだ、って言われるのが怖くて聞けなかった……。」 「うん。」 「…私は、拓真くんが大好きだから、全部一番がいいし、 拓真くんの全部が知りたいの… こんな私…拓真くん、嫌いになった?」