「あ゙ぁ?なんだテメェ。」 「その子の彼氏。 お前らこそ、汚い手で七海に触ってんじゃねぇよ!」 独特なイントネーションで私の名前を呼ぶのは1人しかいなくて、 そう言うと拓真君は思いっきり相手の顔を殴った。 「な、何すんだよ!?」 「おい、大丈夫か?」 「早く失せろ。もう俺らの前に現れんな。」 「ひぃっ!」 拓真君の低い声にビビったのか、倒れてる男の人を背負って2人は逃げてった。