でも、そんな拓真君を大好きなのは、誰でもない、自分自身なんだって改めて思う。 時々強引な時もあるけど、基本的には優しい。 モデルだけじゃない、俳優だってできる。 その演技も定評で。 こんな完璧な彼と付き合えて、それだけでもうとてつもなく私は幸せなんだ。 「さっ、早く晩御飯の材料でも買って早く帰ろうか。」 「うん!!」 その後、スーパーで材料を買って、拓真君リクエストのパスタを作ることになった。