こんな最悪な気分初めてだ。 「陽、怒ってますかぁ…」 「…………」 話しかけんなって言ったじゃねぇか。 「よ…」 「うるさいなぁ、黙ってくれる? クリスのこと嫌いなの。 大嫌い、だから早くあっち行って」 「………」 クリスは黙って奥の部屋に消えた。 俺は大きなため息を漏らし、 さっき言った言葉を呟くように復唱した。 俺の中でぷつりと何かが切れた言葉だった。