陽side
夕食を終え、部屋に戻ると礼が自分の夢を言い始めた。
話している礼の目は、キラキラ輝いていて何かに満ち溢れてるようなものだった。
嬉しいんだけど、
なんか複雑…
俺からこうやって離れてくんじゃねぇのかなぁって。
そう思う自分を止められなくて、
俺はご褒美と言って唇を重ねた。
本当はすぐ離すつもりだった。
でも、礼のあんな顔見たら止まらない自分がいた。
礼はよく俺に余裕でずるいと言ってくるが、俺は余裕なんかない。
焦りしかない。
礼が愛おしくて仕方ない。
ますます熱が輪をかける。
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