そんなあなたは先生でした…(下)


陽side


夕食を終え、部屋に戻ると礼が自分の夢を言い始めた。


話している礼の目は、キラキラ輝いていて何かに満ち溢れてるようなものだった。

嬉しいんだけど、

なんか複雑…


俺からこうやって離れてくんじゃねぇのかなぁって。


そう思う自分を止められなくて、
俺はご褒美と言って唇を重ねた。


本当はすぐ離すつもりだった。


でも、礼のあんな顔見たら止まらない自分がいた。


礼はよく俺に余裕でずるいと言ってくるが、俺は余裕なんかない。

焦りしかない。


礼が愛おしくて仕方ない。


ますます熱が輪をかける。