そんなあなたは先生でした…(下)


「礼、手伝うよ」

陽が言ってくれた。

「あ、ありがとう。
麗華さんは?」

「……部屋」

「……///」


部屋って………


そんな言葉を理解するあたしって///



「これぐらい?」

陽は魚を見ている。

「うん、美味しそう」

香ばしい匂いがする。


というか、

こうやって一緒にキッチンに立つと…


「なんか、結婚したみたいだな笑」


あたしもそう思ってたよ。


「うん///」


陽はにっこり微笑む。


あたしはそれにつられて微笑む。



そんな甘い料理をしながら、

夕食は完成したのだった。