「あなた、先生でしょう? どうするおつもりなの?」 交際してバレてないのは私にとって 奇跡だと思っていた。 結婚となれば必ず周囲にバレる。 そうすれば、 礼だって 陽くんだって 後ろ指を指されるのだ。 しかし、私は彼の答えにまたしても驚いた。 「だったら教師を辞めます」 きっぱりそう言われた。 私はすぐに返事ができないと言った。 彼は、 認めてくれるまで毎日来ると言ってその日は帰った。