お母さんは少し身体を離してから、 「結婚おめでとう」 と祝いの言葉をかけてくれた。 「ありがとう…っ」 あたしは涙が流れてくるのを必死で 我慢しながら言った。 正直、この結婚は、 あたしと陽が付き合うことさえ反対してたんだと思う。 生徒と先生だし、 なによりあたしとお母さんの以前の状態を知ってるから。 「お母さん、認めてくれてありがとう」 陽を認めてくれてありがとう。