そんなあなたは先生でした…(下)


礼side


「次……、
黒澤 礼さん」


陽に名前を呼ばれ、

タオルを片手に教壇に立つ。


「ぅぅっ……、みなさんっ、
ご卒業おめでとうございます……、あたしもだけどっ…、」


涙で上手く話せない。


「礼ちゃん頑張れっ」

「舞花ちゃん……」


ファイトのポーズを取っていた。

あたしはそれを見て、

タオルで顔をゴシゴシ拭いて

ティッシュで鼻を咬んだ。



よし、


話すぞっ!