そんなあなたは先生でした…(下)


「私は、今まで学校が嫌いでした。
友達もいなかった。
自分の居場所なんてないって思ってました。
自分なんてどうせ………
そう思って過ごしてました。

でも、気付きました。

いいえ、初めてできた友達が気付かせてくれました。


私はただ固い殻に閉じこもって、
誰かが気付いてくれるのを待ってただけだって。

自分から手を伸ばさなければ何も得ることができないということを。


楽しいって思うためには笑顔でいること。

友達や仲間が欲しいときは自分から話しかけること。


それを知って、
行動していくうちに

こんなにも毎日がキラキラ輝くんだ…っ


と、

初めてわかりました。


ありがとう。


みんなも、

みんなの……


明るい声に何度勇気付けられたか…。



本当に


ありがとうございました」



深々と頭を下げる。


あたしの涙は床にボロボロ落ちる。


涙を拭いて、

顔を上げた。


その瞬間、


暖かい拍手の音が私を包んだ。