そんなあなたは先生でした…(下)


舞花side


あたしの番だ……


席を立ち、教壇のところへ行く。


「えっと………」


みんなが注目している。

こういうの苦手なんだよぉっ、


どもっていると、礼ちゃんと目が合った。


口をパクパクして、
何か言ってる。


“が”

“ん”

“ば”

“れ”


がんばれ


にこっと笑う礼ちゃんを見て、

私の中にある何かがスーッとした。