舞花side あたしの番だ…… 席を立ち、教壇のところへ行く。 「えっと………」 みんなが注目している。 こういうの苦手なんだよぉっ、 どもっていると、礼ちゃんと目が合った。 口をパクパクして、 何か言ってる。 “が” “ん” “ば” “れ” がんばれ にこっと笑う礼ちゃんを見て、 私の中にある何かがスーッとした。