話を聞いているうちに
あたし今までの日々を振り返っていた。
高1
入学
この頃はお母さんとの冷たい生活をしていた。
生活に何も色がなかった。
できるだけ家にいたくない……
そう思いながらただただ過ごしていた。
クラスでも地味に、
目立たないように誰とも関わらずに生きていた。
だから、楽しい思い出なんてない。
高2
家出をした。
そのときに助けてくれたのが陽だった。
あのとき、
もしも陽に会っていなかったらどうなっていたんだろう。
考えるだけで目の前が真っ暗になってしまう。
でも陽に出逢えて本当によかった。
陽だけじゃなくて、
みんなに出逢えてよかった。
神様は意地悪だと思っていた。
だけど、初めて神様に感謝した。
陽を好きになれて、
陽と一つになれて、
恋しく想ったり
愛しく想ったり
信じること、繋がること、
たくさん知ることができた。
そして……

