そんなあなたは先生でした…(下)


「恭哉くんっ!?」

「絶対に大丈夫だから。
俺がついてるから。
合格したら一緒にアパート借りて住もうな…」

「うん」


舞花はちょっと涙目になっていた。


その涙を指で拭い、

そのままキスをした。



夏から付き合って7ヶ月経つ俺らは、
たぶんゆっくりだ。


普通なら、7ヶ月も経ったらすることはし終えてるのかもしれない。


でも、そうやって周りに流されてしたくなかった。


舞花から怖がられたくないって気持ちもあったけど、

それよりも

しなくても相手を愛しく、恋しく想ってみたいと思ったから。


こうやってキスをするだけで、

愛情が伝わって

こんなにも温かい。


「恭哉くん……」


唇を離すと、名前を呼ばれた。



名前を呼ばれただけなのに

ドキドキするなんて………



昔の俺じゃ考えられない。