「おーい、起きないとキスすんぞー…」 聞こえるわけないだろう。 それでも一応言ってみる。 「………」 案の定、返事など返ってこない。 俺は舞花のさくらんぼ色の唇に自分の唇をくっつけた。 その途端、舞花は目をカッと開いた。 唇を離すと、 「えっ、えっ、おはよ?」 焦っている舞花がいた。 「おはよー」 軽く返す。 「朝食、行くぞ」 「うん」