恭哉side 「あーぁ、行っちゃった」 「宇野さん泣いてたんじゃないのぉ?」 亜美と香奈が喜んでいるような口調で言った。 「だなぁー、まぁいっかぁ」 「いんじゃねぇ? 恭哉、俺らと回るんだろ?」 宇野が…… 俺を騙してる? こいつらの話は本当なのか? もし、 本当だったら…… いや、 んなわけない。 嘘なんかじゃない。 俺は宇野が走って行った方に足を向けた。 「どこ行くんだよ!」 んなもん決まってんだろ。 「好きな女を追っかけに行くんだよ」 俺は4人に言い残して宇野を追った。