「ねぇっ、一緒に回ろうよぉ。 宇野さんよりウチらとのほうが楽しいよぉ?」 「だなっ、新たな被害者を撲滅!!!」 そう言って4人は笑う。 私は手をグーにして ただ下を向くだけだった。 「宇野、話は本当なのか?」 恭哉くんまでそんなことを言う。 「…………」 あたしはやり切れない気持ちで いっぱいだった。 「恭哉、女の子を困らせちゃダメだぞっ!!!」 笑いながら準という男は言った。 「宇野?」 私は恭哉くんと繋いでいた手を離し、 来た道を走って引き返した。