そんなあなたは先生でした…(下)


陽side


今、俺は恭哉の部屋にいる。



帰宅して、リビングに行く途中のことだった。


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「なぁ、後でから話があるから部屋に来てくんね?」


真剣な声で言われた俺は、


「わかった」


としか言えなかった。