陽side 今、俺は恭哉の部屋にいる。 帰宅して、リビングに行く途中のことだった。 ──── 「なぁ、後でから話があるから部屋に来てくんね?」 真剣な声で言われた俺は、 「わかった」 としか言えなかった。