「紙とはちがう恐怖に襲われるんだよ。
相手にまっすぐ言い、自分の心にも何か闇が覆う。
クリスの場合はどっちもしただろ?
パソコンで文字化し、礼には声に出して言い、どんな気分かわかるか?
どんなに嫌かわかるか?」
「………わからないっ!
あたしは、、あたしはあなたが好きなのっ、ただ好きだから邪魔者を排除しただけなのっ!!!」
クリスさん………。
あたしはクリスさんの気持ちわかるよ。
“好き”って想いが大きくなりすぎたんだよね?
本当は辛いよね。
だから、あたしや瑞姫さんにそう言っちゃったんだよね。

